先日ブログでも予告しましたが、今年もスウェーデンの作業療法士、河本佳子先生が本校にお越しになられました。
→河本佳子先生!
まず、本校2年生を対象とした特別講義の様子を報告します。
今年の講義・実習は、作業療法に関する専門的な内容になりました。河本先生の海外での実際の現場で実践報告を受講し、実習をしました。
通常私たちはすごろくをゲームとして遊ぶとき、早くゴールに達することが勝利につながりますが、作成したものは作業療法ならではの違うルールで進行します。学生も河本先生と楽しく、スウェーデンの現状と作業療法実践を学ぶことが出来ました。

次に、一般の方も対象とした本校での講演会も実施され、とても有意義な時間となりました。
一部、参加者の感想をご紹介します。
「私は発達障害や精神障害分野に関心があり、河本先生が話される中で、特に自閉症やLDを抱える子供たちの話がとても勉強になりました。先生が執筆された『スウェーデンの作業療法士』という本を以前に読んだのですが、その中で日本とスウェーデンとの福祉環境の違いの大きさに驚きました。河本先生がおっしゃっていたように、スウェーデンにも学ぶべきところがあるように、日本にも学ぶべき良いところがあるのだと思いました。今後、自分自身が自国のその良いところについても知識を深めていきたいです。先生の講演を拝聴する機会をいただけ、本当に嬉しかったです。自分が何をしていきたいのかがある程度明確になってきたようにも思います。ありがとうございました。」
「今回、河本先生のお話を聴かせて頂いた中でスウェーデンと日本の考え方に大きな違いがあることを痛感しました。スウェーデンは税金は高いけれども、その分学費は無料、医療福祉は公営で行われています。これは自立支援医療や後期高齢者医療のようにサービスを利用する本人がお金を払う日本とは大きく異なる制度です。こういった“国が支える”といった体制が確立されているからこそ、誰もが“自立”を目標とした人生を送ることができるのだと思いました。スウェーデンの現状を見ると、このやり方を日本に見合った方法でもっと取り入れていければと思う部分も多かったです。」