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スウェーデン 海外実習制度

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写真 作業療法学科
スウェーデン海外研修
参加者: 作業療法学科2年生17名


スケジュール

1999年1月26日(火) ルンド大学、 ルンド大学ハビリテーションセンター その後、ルンド大学生と交流会
1月27日(水) 3グループに分かれて精神科見学
(1)職業訓練施設 (2)絵画セラピー (3)リハビリテーションユニット
全員で報告会とマルメ市のOTについて説明を受ける
1月28日(木) 6グループに分かれてマルメ大学病院見学
(1)形成外科 (2)手の外科 (3)リウマチ (4)外科 (5)整形外科 (6)循環器
全員でマルメ大学病院ハビリテーション見学
1月29日(金) ウーロプ脳障害リハビリセンター見学
2月1日(月) ルンド大学CELTIC、障害者と交通施設についての説明(Traffic engineering)
2月2日(火) オーレスンドサービスホーム見学、サーフィレン見学
2月3日(水) ムンケッタン統合学校見学

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感想

「アイザック実用化への考証」

アイザックという機械は、ルンド大学内で研究のために作られた試作品です。そして、研究は成功に終了しています。あと考えられるのは実用化です。実用化への行動はとられているのか?そのことを研究の責任者であるアノウーズ先生に尋ねてみたところ、「ない」ということでした。しかし、彼女は「それはいい質問だ」と何度も強調されました。これは暗に、「ぜひともあなた方に実用化への行動をとって欲しい」という意味にもとることができました。

新しい技術がくまなく行き渡るには、研究はもとより実用化というステップが必要です。そして実用化には研究よりも多くの労力を必要とします。その理由の一つは、お金という問題が絡むことです。いくら素晴らしい機械でも一台あたりの値段が高ければ普及しません。もう一つの理由は、汎用品はあらゆる使用状況というものを考えて、より多くのテストや考証が必要なこと。これは結果として前述の価格の高騰につながります。もちろん一人の技術者がハンダコテとドライバーを持って、アイザックのような機械を広めていくことはできます。しかし、その範囲は狭いものとなるでしょう。その理由は、こういう機械のセールスポイントは「広範囲に」「安価で」使えることにあるからです。

これは私が考えたことですが、この限定を取り払ってはどうでしょうか?つまり健常者にも使えるシステムとして考えるのです。イメージとしては手で持ち歩けるカーナビのようなものです。それにデジカメと携帯電話を内蔵します。それを持ち歩いても良し、車に乗せても良し。各地にあるサポートセンターは旅行会社が担当します。ネーミングは「旅行者サポートシステム」というのはどうでしょうか?これならGPS(衛星を利用した地図)市場の拡大にもつながるし、のってくる企業もあると思います。まだまだ妄想の段階ですが、こういった技術が早く行き渡るよう私も微力ながら力を出して行きたいと思います。


     
     


「スウェーデンの実習を終えて」

スウェーデンの実習を終えて、私たちはすごく貴重な体験をさせてもらったと感じています。見るものすべてが新鮮に感じました。まだまだ知識の浅い私たちですが、この実習で得たものはこれからの勉強やOTの捉え方にすごく影響してくると思っています。

スウェーデンに訪れて、まず初めに感じた事は、病院の大きさや施設・設備また補助器具の充実さに驚きました。それから、障害者一人に対して多くの人たちがその人のバックアップをしサポートしているのが印象に残りました。そして、インターネットの重要さやどこの老人施設にもあった機織りの重要さも実感しました。

実習中で一番興味を持ったのは、スヌーゼレンです。このような治療方法をどんどん日本でも取り入れていったら良いと思います。また、河本先生は「日本に古くからある物を利用して、学校のスヌーゼレンコーナーに作ってみたら?」とアドバイスをくださいました。日本には、スヌーゼレンの道具にしたら面白いものがいっぱいあると思います。自分がOTとして働くときには、この経験を活かせたら良いと思っています。

スウェーデンで学んだ事はまだまだたくさんあります。例えば、訓練を訓練していると感じさせないくらいに楽しく遊び感覚でやるという考え方や、死にかけていない限りできるだけ外に出すという考えがありました。入院させるより自宅へ帰すという考えは、日本とは全く違った考えだと感じました。また、この考えが出来るのはスウェーデンの福祉組織がうまく成り立っているからだと思いました。

実習を終えて、私はもう一度スウェーデンに行きたいと思っています。今回は英語の不足で、まだまだ学ぶことは山ほどあったと思います。だから英語を勉強して、自分で学べなかったことなどを、いつになるかは解らないけれどもう一度学びに行きたいと思っています。そして、より良いものをどんどん取り入れて素晴らしいOTを目指したいです。


     
     

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