作業療法学科 BLOG

臨床実習から帰ってきたら、ビックリするほど学生たちが成長していた!

作業療法学科では、2年生になると1ヶ月間の実習に行きます。

今年は10月に実習に行っていました。
上手くいって自信をつけた人、上手くいかず課題が見つかった人など
様々でしたが、皆一様に成長したという印象です

“実習を振り返る”授業をした際、成長が感じられたので紹介します

何をしたかというと、以下の4つの設問について
グループで話しあった後、発表をしてもらいました。

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設問① どのような疾患のある対象者さまと関わりましたか?

設問② 対象者さまと関わる際、気をつけたことがありますか?

設問③ 対象者さまと関わる際、上手くいかなかったことはありますか?

設問④ 対象者さまとの関わりについて、後輩にアドバイスして下さい。

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設問②『対象者さまと関わる際、気をつけたことがありますか?』の回答
「やわらかい表現で常に笑顔(を心がけた)」
➡笑顔は確かに大事!
「対象者の方が中心(だということを忘れないようにした)」
➡大切なことなのに結構忘れがち
「(歩行訓練の際、)背に手を回すなど、ふらついた時にすぐに支えられるようにした」
➡緊張した様子が伝わってくる

 

設問③『対象者さまと関わる際、上手くいかなかったことはありますか?』の回答
「大雑把な質問をすると、(意図した内容と)違う答えが返ってきた」
➡これではいけないと質問の仕方を変えたそうです
「評価(検査)をとることに集中しすぎて、
対象者さまの表情や痛み、訴えを聞くことができなかった」
➡検査用紙ばかりを見てしまった

 

設問④『対象者さまとの関わりについて、後輩にアドバイスして下さい』の回答
(これが素晴らしい回答が多かった)
「正しい評価をすることも大切だが、一番に対象者さまに信頼してもらうことが大切」
「“ありがとう”と伝える」
「“おはようございます”で相手の様子を把握する」
➡実習前に、“挨拶は人と関わるうえで基本”と伝えていました。
しかし、これを聞いて確かにそうだ!と学生さんに教えられました。
そして一番多かった回答が、 「積極的に関わる。自分から挨拶をする」でした。

IMG-4599 - 石川大
IMG-4601 - 石川大

実習に行く前は、「対象者さまとどのように関わったらいいか分かりません」
と弱音をはいていた人がですよ、こんなことを言うようになりました。成長したでしょ😤
今回の実習での経験を忘れずに、さらに成長することを期待しています

 

作業療法学科教員:石川 大

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