2025/2/17

言語聴覚士になるには?社会人から目指す方法を解説します!

話す・聴く・食べるといった機能をサポートするスペシャリストである「言語聴覚士」は、多くの職場で欠かせない職業となっています。言語聴覚士として働けるスキル・資格を持っていれば、将来多くのシーンで活躍を目指せるでしょう。そんな言語聴覚士は、社会人の方も目指すことが可能です。社会人から言語聴覚士になる方法を確認し、必要な準備を整えることで、新たな生活をスタートできるでしょう。
本記事では、「社会人から言語聴覚士になるにはどうすればいいのか?」という点を解説します。社会人から言語聴覚士を目指したいと考えている方は、こちらで具体的な方法をぜひチェックしてみてください。

言語聴覚士とは?
社会人から言語聴覚士になるには、まず「言語聴覚士とはどのような仕事なのか」を把握しましょう。例えば言語聴覚士の仕事内容や、必要な資格などを知ることが考えられます。

以下では、言語聴覚士になる方法を解説します。

言語聴覚士は「聴く」「話す」「読む」「書く」「食べる」といった機能に障がいがある方をサポートする職業
言語聴覚士とは、ことばによるコミュニケーションや、嚥下機能などに障がいがある方に対して、専門的なスキルを用いてサポートをする職業です。話す・聴く・食べるといった生活に欠かせない行動が上手くできない方々に、必要な支援を提供することが言語聴覚士の役割になります。声や発声に問題があったり、聴覚に障がいがあったりすると、日常生活でスムーズなコミュニケーションが取りづらくなります。言語聴覚士はそういった方々の気持ちを尊重しつつ、その人らしい快適な生活を実現するサポートを実践します。

具体的には失語症や発達障害などのある方々をサポートし、発声・発語の訓練などを行うことが仕事です。患者さまごとに症状や悩みは異なるため、それぞれが求める支援内容を明確にして、最適な援助を行うことが求められます。

また、言語聴覚士の仕事は他の職業と連携して働くことが多いです。例えば医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士・介護福祉士などと協力して、患者さまのサポートを行うケースが考えられます。それぞれの役割をきちんと理解したうえで、必要とされるリハビリを実践していくことも、言語聴覚士の仕事です。

言語聴覚士が働ける場所
言語聴覚士はその業務内容から、さまざまな職場への就職が考えられます。具体的には病院・障害児施設・介護施設・教育機関などが、言語聴覚士の仕事場となり得ます。基本的に言語聴覚士に求められる仕事内容に変わりはありませんが、職場環境や患者さまの性質に合わせて、臨機応変に対応することが大切になります。職場によって向き・不向きもあるため、言語聴覚士として働く際には就職先の情報を調べたうえで、自分に最適な場所を選べるように備えましょう。

社会人から言語聴覚士になるには?
社会人からでも、言語聴覚士になることは可能です。言語聴覚士になるためのステップを理解し、それに沿って学習を続けることが基本となります。

以下では、社会人から言語聴覚士になる基本的な方法を解説します。

言語聴覚士について学べる専門学校などに進学する
社会人から言語聴覚士になるためには、まず専門知識・技術を学べる専門学校などに進学しましょう。言語聴覚士になるためには、国家資格である「言語聴覚士資格」を取得しなければなりません。この資格を取得するには、指定の養成施設に進学して知識・技術を学び、必要な学修課程を修了して卒業、国家試験に合格することが求められます。そのため、まずは専門学校などの養成施設に進学しましょう。

通信講座などで言語聴覚士に関する知識を学ぶことも可能ですが、その方法では国家試験の受験資格を得られません。そのため通信講座で学ぶとしても、専門学校などへの進学・卒業は必須となります。

4年制大学を卒業している場合には2年で専門学校を卒業可能
すでに4年制大学を卒業している方は、2年間で卒業できる専門学校もあります。短期間で言語聴覚士を目指すことができるため、社会人からでも再進学がしやすいです。言語聴覚士として学ぶには、昼間部に進学して勉強に集中する必要があります。あまりに学習期間が長いと生活面で不安が出てきますが、2年間であれば社会人からでも就職を目指せるでしょう。

専門実践教育訓練給付金の活用がおすすめ
社会人から言語聴覚士になる際には、「専門実践教育訓練給付金」の活用がおすすめです。専門実践教育訓練給付金とは、中長期的なキャリア形成を支援するための制度です。厚生労働大臣が指定した専門実践教育訓練の講座を受講し、一定の要件を満たせれば、教育訓練施設に支払った費用の最大70%が支給されます。言語聴覚士の場合、多くの学校で最長の訓練期間が2年間で、上限額は112万円となります。社会人から再進学する際の費用面をカバーできるため、言語聴覚士を目指すときの生活を支えることができるでしょう。

社会人から言語聴覚士を目指す際には、専門実践教育訓練給付金を活用して再進学をすることがおすすめです。

まとめ
社会人からでも、言語聴覚士になることは可能です。言語聴覚士の需要の高さを考えると、今からでも第2のキャリアとして転職を決断することを十分に検討できるでしょう。社会人から言語聴覚士になる際にも、基本的なプロセスは変わりません。指定の養成施設に進学してカリキュラムを修了し、卒業して国家資格を取得する必要があります。専門学校などの養成施設に入学する際に、年齢などは関係ないため、社会人からでも問題なく言語聴覚士の勉強を始められます。専門学校には社会人経験者も多いため、特別に浮いてしまう心配もないでしょう。

社会人から言語聴覚士になるのなら、「関西学研医療福祉学院」の「言語聴覚学科(2年制)」への進学がおすすめです。即戦力を育成するためのシミュレーション教育を実践し、言語聴覚士に仕事で必要になる専門知識の定着を目指すことができるのが特徴です。職場でスキルを応用できる能力も育めるため、早くから現場に貢献できる人材になれるでしょう。国家試験対策にも力を入れており、合格率は毎年全国でもトップレベルの高さを誇ります。

この機会に「関西学研医療福祉学院」の「言語聴覚学科」の特徴をホームページなどでご確認いただき、ぜひ進学をご検討ください。

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