2025/2/17

言語聴覚士の年収って?気になるお金について!

言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションや摂食・嚥下などに問題のある患者さまの支援を行う職業です。専門知識・技術を活かして働けることから、多くの職場で必要とされています。そのため言語聴覚士の資格を取得することで、将来さまざまな職場での活躍が見込めるでしょう。

言語聴覚士を目指す場合、年収などの待遇面について詳細を確認することも重要です。生活の基盤を安定させることは、仕事に集中する環境を作ることにもつながります。どの程度の年収が得られるのかを確認し、言語聴覚士としてのキャリアプランを考えておくことがポイントです。

本記事では、言語聴覚士の年収事情について解説します。これから言語聴覚士を目指す人は、どのくらいの年収が想定されるのかをチェックし、将来の生活について考えるきっかけにしてみてください。

言語聴覚士の年収はどれくらい?
言語聴覚士になる際には、年収についての詳細を把握することも重要なプロセスです。
以下では、言語聴覚士の年収について解説します。

言語聴覚士の年収は430万円程度
言語聴覚士の年収は、430万円程度が平均となっています。「令和3年賃金構造基本統計調査」を参考にすると、言語聴覚士の年収は430.5万円です。「令和4年賃金構造基本統計調査」でも、言語聴覚士の年収は430.7万円が平均となっているため、430万円が軸として考えられるでしょう。

国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者数の平均給与は458万円となっています。若干言語聴覚士の年収が低くなっていますが、働き方や就職先によって年収は変わるため、だいたい給与取得者の平均に近い水準だと言えるでしょう。

言語聴覚士の年齢ごとの平均年収
言語聴覚士の年収は、年齢によっても変動します。「令和3年賃金構造基本統計調査」を参考にすると、各年代ごとに以下のような数値になります。

20~24歳:3,286,000円
25~29歳:3,795,600円
30~34歳:4,144,900円
35~39歳:4,374,900円
40~44歳:4,872,400円
45~49歳:5,157,800円
50~54歳:5,394,900円
55~59歳:5,749,800円
60~64歳:4,793,300円
65~69歳:3,574,000円

55~59歳がピークとなり、その後は減少傾向にあるのがわかります。これは定年後の再雇用などによって、労働形態や待遇が変わることが関係していると考えられます。40~44歳ごろを目処に、給与取得者の平均年収を超えています。以降も順調に収入は上がるため、勤続年数に合わせて年収アップにつながると考えられるでしょう。

言語聴覚士の年収を高める方法
言語聴覚士の年収をアップさせるには、いくつかの方法があります。勤続年数を重ねることで年収は自然と上がる傾向にありますが、職場によっては上昇幅がわずかだったり、まったく変わらなかったりするケースもあり得ます。

以下では、言語聴覚士の年収アップにつながる方法を解説します。

言語聴覚士の仕事で役立つ資格を取得する
言語聴覚士の年収を高めるには、関連資格を取得して自身の能力を証明することがポイントです。

例えば言語聴覚士の仕事には、以下の資格が役立ちます。

認定言語聴覚士
レクリエーションインストラクター
スポーツ・レクリエーション指導者
手話通訳士
心理カウンセラー
呼吸ケア指導士
など

上記のような資格を取得することで、言語聴覚士として高い能力を持つことを証明しやすくなります。結果的に職場での評価が高まって昇給・昇格につながったり、資格手当を得られるようになったりするメリットがあるでしょう。言語聴覚士の年収を高める際には、関連資格のなかから興味のあるものをピックアップしてみるのがおすすめです。

活躍の場を広げる
言語聴覚士としてキャリア形成をする際には、活躍の場を広げるのも1つの手段となります。転職などで活躍の場を広げることで、今の職場よりも待遇のよい環境に移れれば、メンタル面にもよい影響が得られるでしょう。勤続年数を重ねていく方法だと、年収の上がり幅は狭くなります。その点、転職は大きく年収を上げるきっかけになるため、生活を一変させることも可能です。

昨今は小児分野・高齢者の増加などによって、言語聴覚士の需要が高まっています。活躍の場を広げることは難しくないため、新しい働き方を追求していくことも1つの方法です。

年収で不満がある場合には、転職して納得のいく働き方を実現することも考えられます。しかし、「転職=年収が必ず上がる」というわけではありません。そのため言語聴覚士として転職する際には、職場の情報をきちんと把握してから臨む必要があります。転職サイトやエージェントなどのサービスを活用し、転職を成功させられる環境を整備するのがポイントです。

まとめ
言語聴覚士の年収は、だいたい430万円程度が平均となっています。職場の待遇や働き方によって上下しますが、430万円を1つの基準値として考えることができるでしょう。そのため言語聴覚士を目指す際には、この年収を軸に生活を組み立て、キャリアプランを形成することがコツです。無理のない生活スタイルを構築することは、仕事に集中できる環境作りにつながります。言語聴覚士としての役割をまっとうできるように、年収を踏まえた将来の生活をこの機会に考えてみるとよいでしょう。

言語聴覚士になる際には、国家資格である言語聴覚士資格の取得が必須です。国家試験を受験するには養成施設で学ぶ必要があるため、「関西学研医療福祉学院」の「言語聴覚学科」への進学がおすすめです。シミュレーション教育を取り入れた講義によって、専門知識と活用力を学ぶことが可能です。国家試験対策も万全となっているため、毎年全国トップレベルの合格率を実現しています。

まずは「関西学研医療福祉学院」の「言語聴覚学科」の詳細を、ぜひホームページや資料請求からご確認ください。

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