2025/2/17

作業療法士を目指す学校(大学、専門学校)は?どちらが自分に合ってるか解説します!

作業療法士はこころやからだに病気や障がいのある方が、再びその人らしい生活を送れるようにリハビリテーションを行う職業です。そんな作業療法士になるためには、大学や専門学校に通い、専門知識・技術の修得と資格取得を目指すことになります。しかし、大学と専門学校のどちらがよいのか判断できず、なかなか進路を決められないケースも珍しくありません。作業療法士を目指す際には、まず大学・専門学校といった進路の特徴を把握し、自分に合ったものを選ぶことがおすすめです。

本記事では、作業療法士を目指せる大学と専門学校の違いを、メリット・デメリットの観点から解説します。自分に合う進路について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

作業療法士とはどのような職業?
作業療法士とは、日常で必要とされる動作を軸にしてリハビリテーションを行う専門職です。例えば食事・着替え・遊びといった作業を行いながら、リハビリテーションを進めていくことが作業療法士の仕事になります。そのほか、地域のイベントに参加したり、就学・就労といった社会適応能力のリハビリテーションを行うことも、作業療法士の役割です。

利用者の要望や環境に合わせて、最適な手法を提示することが作業療法士の仕事になります。あらゆるケースに対応できるように、作業療法士として働くための知識・技術を修得することが、重要になるでしょう。

作業療法士になるためには?
作業療法士になるには、国家資格である作業療法士資格の取得が必要です。作業療法士資格を取得してはじめて、作業療法士としての活動が可能となります。そのため作業療法士を目指すのなら、まずは作業療法士資格を取得することが目標となるでしょう。

作業療法士資格の国家試験を受験するためには、文部科学大臣および厚生労働大臣が指定した養成施設で学修課程を修了し、卒業する必要があります。作業療法士について学べる大学や専門学校に進学して、専門知識・技術を学んだうえで卒業することが、就職に必須の条件となります。

要件を満たしているのなら、大学・専門学校のどちらに進学しても作業療法士の国家試験の受験資格を得られます。しかし、大学と専門学校にはさまざまな違いがあり、人によって最適な選択肢は変わります。そのため作業療法士を目指す際には、事前に大学と専門学校の違いをチェックしておくことがポイントです。

大学で作業療法士を目指すメリット・デメリット
大学で作業療法士を目指す場合、その環境ならではのメリット・デメリットがあります。大学に進学することでどのようなことが学べるのかを把握したうえで、進学を検討するとよいでしょう。

以下では、作業療法士になるために大学に進学するメリット・デメリットを解説します。

幅広い教科を学べる
大学には多くの授業があり、幅広い教科を学ぶことが可能です。作業療法士に関する専門知識・技術はもちろん、それ以外の分野についても学べる点は、大学ならではのメリットになります。作業療法士になりたいけれど、同時にほかのことも勉強してみたいといった場合には、大学進学が視野に入るでしょう。

卒業までに時間とお金がかかる
大学で作業療法士を目指す場合、卒業まで多くの時間とお金がかかる点がデメリットです。大学は卒業までに4年の時間を必要とするため、最短3年で卒業できる専門学校と比較すると、1年長く学校に通い続けなくてはなりません。そのため、現場に出るタイミングが遅くなり、実践で学べるスキルの修得が進められない点も懸念されます。

また、4年間大学に通い続けるには、多くの学費も必要です。専門学校と比較すると、学費の負担は大きくなるため、経済的な負担に悩まされる可能性があるでしょう。

専門学校で作業療法士を目指すメリット・デメリット
専門学校で作業療法士を目指す場合には、大学にはないメリット・デメリットがあります。専門学校に進学することで得られるメリットは多いため、本格的に進学を考えることがおすすめです。

以下では、作業療法士になるために専門学校に通うメリット・デメリットを解説します。

作業療法士になるための専門的なカリキュラムで学べる
専門学校では、作業療法士になるためのカリキュラムで勉強ができます。専門知識・技術を身につけるための座学のほか、実習による学習も充実しているため、実践的なスキルの修得を目指せます。

例えば「関西学研医療福祉学院」の「作業療法学科」では、作業療法の全領域を網羅した授業を展開しています。身体障害/精神障害/発達障害/老年・地域といった、さまざまなケースに対応できる作業療法士になれます。就職支援も充実しているため、さまざまな就職先を視野に入れられることもメリットです。開校以来すべての学科で就職率100%を実現している実績があり、求人の数も多いのが特徴となっています。入学時の段階から細かな就職サポートを行うので、早くから将来の準備が可能です。

進路の変更が難しいケースがある
専門学校から作業療法士を目指す場合、進路変更が難しくなる可能性があります。専門学校では作業療法士になるための専門的な学習を行うため、それ以外の領域を学ぶ機会は少ないです。そのため「将来は作業療法士になる」と決めている人ほど、専門学校での学習に向いていると言えるでしょう。

まとめ
作業療法士は、今後も多くのシーンで活躍すると予想されます。作業療法士になるためには大学や専門学校を卒業し、作業療法士資格を取得する必要があります。そのため作業療法士を目指すのなら、まず進学先を明確にすることがポイントです。大学と専門学校の両方にメリット・デメリットがあるため、それぞれの特徴をチェックして自分に合っている進路を選ぶことがコツになります。積極的に情報収集を行い、最適な進路を選べるように備えましょう。

作業療法士を目指す際には、専門学校への進学がおすすめです。専門学校では作業療法士になるための勉強に集中できるため、本格的な学習を効率よく進められます。「関西学研医療福祉学院」の「作業療法学科」なら上記で紹介した多くのメリットがあるので、スムーズに作業療法士に必要な知識・技術を身につけられるでしょう。

この機会に「関西学研医療福祉学院」の「作業療法学科」の特徴・魅力について、ホームページや資料請求を参考にぜひご確認ください。

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