2023/1/13

しろそら日記③(動物介在療法の授業:言語聴覚学科)

お久しぶりです。作業療法学科サポーターの“しろ”と“そら”です🐶
僕たちは12月、色んな授業に参加してきました。

今回は言語聴覚学科1年生の皆さんとの授業についてご紹介します。
10月に『他職種理解』として作業療法についてお伝えしましたが、12月は2週にわたり、世間でいうアニマルセラピーについてお伝えしました🙌

1週目は、『作業療法士による補完代替療法とは~動物介在療法~』
2週目は、『動物介在療法~コミュニケーション面へのアプローチに犬を介在させる~』
という内容で、僕たちが実際に施設で仕事していた時の経験談や、動物とのコミュニケーションをリハビリテーションにどのように活かせるのかを紹介しました。

10月は言語聴覚学科の教室に僕たちがお邪魔したけれど、
今回は僕たちのいる作業療法学科の教室に皆さんが来てくれて、皆さんのそばで僕たちも過ごしました😊

授業中、僕たちが動く度にリードをバトンパスしながら
僕たちのことを気遣ってくれた皆さん、本当にありがとう😌

さて、僕たちは写真の中のどこにいるでしょう?

ことばを話さない僕たちと一緒に授業を受けながら、
動物がいる空間のコミュニケーションを体感した皆さんとの時間は、笑いや優しさに溢れていたと僕たちのお母さんは言っていました。
それこそが、犬を介在させることで得られる効果の一つなんです☝

そして、ことばを使ったコミュニケーションやことばを話すきっかけ作りに、動物の存在をいい形で活かせるよう工夫をして一緒に過ごす時間をコーディネートすることが、僕たちと僕たちのお母さんが今まで取り組んできたことです💪✨

今回は、回復や維持に向けたリハビリテーションだけでなく、残りの人生をどう過ごすかの看取りに関わる経験についてもお伝えしました。

2週にわたり色々とお伝えした時の皆さんの姿やことばを通して、それぞれに感じ取ってくださったことが伝わってきてとても嬉しかったです😊
言語聴覚士の卵の皆さんは将来、専門性を活かしながら温かな関わりをされることと思います。

昼休みや放課後には、サポートチームの皆さんが僕たちのケアをしてくれました。
僕たちが楽しんで出勤できるよう、今年度からサポートチームの皆さんの力を借りています👌

動物介在療法/活動は、人間だけでなく動物のことも配慮する「動物福祉」の視点を持つことが大切です。

皆さんと楽しく過ごすおかげで、僕たちは学校に来ることを楽しめるようになるんです!

僕たちは言語聴覚学科1年生の皆さんと3回一緒に授業を受けたから、もうすっかり顔なじみ、友だちになった気分です👐

これからも学校で会った時にはよろしくね。
皆さんと一緒に僕たちも成長していきたいと思います。

作業療法学科サポーター しろ・そら

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